咬み合わせが整うと、全身にも影響します

咬み合わせが整うと、全身にも影響します

頭痛や肩こり、腰痛でお悩みではありませんか? もし整形外科やカイロプラクティック、接骨院や鍼灸院、整体院にいっても楽にならないのでしたら、咬み合わせのチェックをすることをおすすめします。

「え? 咬み合わせ?」とびっくりなさるかもしれませんが、咬み合わせは全身に影響することがあるのです。

歯医者が考える「よい咬み合わせ」とは?

歯医者が考える「よい咬み合わせ」とは?

「よい咬み合わせ」とはどんな咬み合わせでしょうか? 歯科医師のいう「よい咬み合わせ」とは、単に歯並びがきれいに整っているということではありません。上下の歯を咬んだときに、安定していて、食べ物を前歯で咬み切ったり、奥歯ですりつぶしたりしても歯や歯を支える歯周組織にかたよった負担がかからない状態のことをいいます。

ほんの少しの咬み合わせのズレが、歯の健康だけでなく、顎への負担や、身体のバランスのくずれにつながり、悪影響をおよぼしてしまうことがあるのです。

ブラキシズムに気をつけて

ブラキシズムとは、無意識に行う「歯ぎしり」や「咬みしめ」などのクセのことです。このブラキシズムを起こしていると、強い力が持続的にかかるため、歯や歯ぐき、歯を支える顎の骨などの歯周組織にさまざまな悪影響をおよぼすことがあります。

歯の表面のエナメル質がすり減ることもあります。するとエナメル質の内側の象牙質が露出し、歯がしみるようになり「知覚過敏」を起こすことも。また、歯が脆(もろ)くなることで歯が割れてしまうこともあるのです。

「朝起きると顎がだるい」または「家族に歯ぎしりを指摘された」――そんな方は、ブラキシズムを起こしている可能性があります。一度当クリニックにご相談ください。

当クリニックの咬合治療について

認知行動療法
咬み合わせに悪影響を与えるようなクセは無意識のうちに行っていることがほとんどです。そのため、まずそのクセを自覚(認知)することが必要です。そして意識的にやめるようにすることが大切となります。
【気になるクセ】
片側で咬む
歯ぎしり・食いしばり
悪い姿勢での長時間の作業(パソコンなど)
スポーツ時の食いしばり
横向きで寝る
頬杖
ストレス
過度の緊張 など
スプリント療法

スプリント療法

「スプリント」というマウスピースを、眠っている間装着し、顎関節や顎の筋肉の安静をはかります。ブラキシズムの抑制や防止につながります。

咬み合わせ調整

詰め物や被せ物などの人工物が影響している場合には、咬む力が分散するように高さなどを調整します。人の口の中はとても繊細なので、高さが0.1mm変化しただけでも咬む感覚が変わることがあります。

下顎隆起・口蓋隆起(外骨症)の処置

ブラキシズムによって骨の外側の皮質骨が厚く膨らむことがあります。20代以降の女性に多くみられるこの外骨症は腫瘍と間違われることもありますが、健康には問題がありません。ただ、痛みがある場合は骨を削って平らにすることがあります。

顎が痛い~顎関節症について~

顎が痛い~顎関節症について~

「顎が鳴る」「口を開けづらい」「顎が痛い」などの症状が慢性的にあるのでしたら、顎関節症かもしれません。その症状はさまざまですが、放っておくと、頭痛や肩こり、耳鳴りの原因となることもあります。気になる症状がありましたら、一度当クリニックにご相談ください。

咬み合わせや歯についての疑問は 「あおば歯科クリニック」に何でもご相談ください Tel.:029-273-4182

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