「治療」ではなく「予防」はじめませんか?定期検診で行うこととは
皆さんこんにちは。
ひたちなか市の歯医者【あおば歯科クリニック】です。
治療のために通院しますか?
予防のために通院しますか?
むし歯や歯周病は自覚症状が少ないため、気づいた時には悪化しているケースも少なくありません。
治療のために通院すると、治療回数や通院費用の負担が大きくなりがちです。
そこで今回は、予防の定期検診で行うことについてご紹介します。
定期検診で行うこと
・レントゲン撮影
見た目だけでは分からない歯茎の内部の状態や骨の状態、歯の内部の状態などをレントゲン撮影して確認します。
・歯周ポケットの検査
歯周ポケットの深さは2~3ミリ程度が正常範囲です。
歯周病になると歯ぐきに炎症を引き起こし、歯周ポケットが深くなります。
レントゲンで歯ぐきの状態を確認しながら、プローブという器具で歯周ポケットの深さを測定します。
・歯の状態の検査
むし歯の有無や歯ぐきが下がって露出している部分がないかなどを確認します。
また、歯ぎしりが強い場合には、歯のすり減りがあるため、歯が摩耗していないかなどもチェックします。
・歯のクリーニング
毎日は歯磨きをしていても、苦手な部分や磨きにくい所は汚れが残ってしまいがちです。
その部分を定期検診のクリーニングで取り除きます。
超音波の機械で汚れを取り除き、専用の機械で歯面清掃を行います。
・ブラッシング指導
定期検診では、汚れが残っている部分を確認していただき、その部分の歯ブラシの当て方を確認します。
歯茎の境目は45度位に当てて、1~2本程度ずつ動かすようにしましょう。
歯が重なり合っている部分は汚れが残りやすいため、歯ブラシを縦にしたり、毛束が1つになっている「タフトブラシ」を併用したりして汚れを落としましょう。
デンタルフロスも併用
歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れが落ちにくい部分です。
デンタルフロスを併用して汚れを落としましょう。
デンタルフロスは、「ホルダータイプ」と「糸巻タイプ」があります。
ホルダータイプは持ち手がついているため、初めての方でも使いやすいです。
糸巻タイプは、指に巻き付けて汚れを取るため、慣れるまで少しコツが必要ですが、コストを抑えることができます。
定期検診でもお話できますので、使い方は分かりにくい時はお気軽にご相談ください。
歯間ブラシも併用
歯と歯のすき間がある場合には、歯間ブラシを通しましょう。
歯間ブラシは、歯茎にすき間に応じて様々なサイズがあります。
すき間より大きいサイズを選んでしまうと、歯茎を傷つけてしまう可能性があります。
歯間ブラシ選びに迷ったら、お気軽にご相談ください。
定期検診のメリット
・早期発見・早期治療ができる
定期的に検診に通っていると、むし歯や歯周病にならないような口内環境作りができます。
また、もしむし歯や歯周病になっても、初期の段階で発見できることが多く、早期治療につながります。
早い段階で治療ができると、歯を削る量を減らすことが可能です。
・一生の医療費負担を軽減する
定期検診で通院していると、その費用はかかりますが、治療で通院する場合と比較して費用を抑えることができます。
・全身疾患の予防につながる
歯周病が悪化すると、糖尿病、脳血管疾患、心疾患の悪化や早産や低体重児出産と関係があることが分かっています。
口内環境を整えることで、これらの疾患の悪化を予防することにもつながります。
定期検診もあおば歯科クリニックへ
あおば歯科クリニックでは、予防に力をいれており、定期検診でお口の健康を維持する為のサポートをいたします。
定期的に検診を受けていただくと、クリーニングでさっぱりしたと感じる方が多く、気持ち良かったと感想をいただくことが多いです。
一方、治療の場合は、患者様の負担がかかる傾向になります。
治療ではなく予防で通院する習慣をつけてお口の健康を守りましょう。