腫れや痛みにも関係がある?インプラントの手術後に気をつけることとは
皆さんこんにちは。
ひたちなか市の歯医者【あおば歯科クリニック】です。
インプラントは歯を失った時の選択肢として選ばれるようになってきましたが、初めて治療をする方は不安もあるのではないでしょうか。
インプラント手術後に気をつけるポイントを確認して、腫れや痛みを軽減しましょう。
そこで今回は、インプラント手術後に気をつけることについてご紹介します。
インプラント手術後の生活で気をつける5つのポイント
1 激しい運動
激しい運動は傷口の負担になりやすく、血流も良くなるため、腫れや出血の原因になります。
インプラント手術直後は激しい運動を控えて安静にするようにしましょう。
2 入浴
入浴も血行が良くなるため、出血や腫れの原因になりやすいです。
インプラント手術当日は、入浴を控えてシャワ―で汗を流す程度にしましょう。
3 飲酒
アルコールも血流が良くなるため、腫れや出血の原因になります。
また、飲酒をした後は歯磨きが不足しやすくなるなど、口内環境も悪くなりやすいため、2~3日控えていただくことをおすすめしています。
4 喫煙
喫煙は、酸素が十分に行き渡りにくくなり、傷口の治りを悪くしてしまう可能性があります。
インプラントと顎の骨が定着する初期固定も悪くなる可能性も考えられます。
また、たばこのヤニがベタベタしやすく、汚れが着きやすい環境に。
インプラントは、汚れの中にひそんでいる歯周病菌が炎症を引き起こすと「インプラント周囲炎」になり、悪化するとインプラントがグラグラしてしまうこともあります。
インプラント治療をする方はできるだけタバコを控えていただくようにお願いしていますが、特にインプラント手術直後は禁煙することをおすすめします。
5 インプラント手術後の歯磨き
インプラント手術後は、まだ傷口になっている状態のため、傷口は歯ブラシが当たらないようにしましょう。
そのほかの部分は通常通り歯磨きしてください。
インプラントは、汚れが残っていると歯ぐきの炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
口内環境を整えることが大切なので、手術部位以外は丁寧に磨きましょう。
傷口が落ち着いてきて、手術部分も歯磨きをしても良いと指示がありましたら、細かく磨いてくださいね。
インプラント後の食事で気をつけること
・インプラント手術直後は麻酔が切れてから
インプラント手術直後は麻酔が効いていて感覚が無くなっているため、頬を噛んだり熱い物に気づかずに火傷をしてしまったりする可能性があります。
また、感覚がないため、口の横からこぼれてしまう場合もあります。
そのため、麻酔が切れてから食事をするようにしましょう。
・刺激になる物は控えましょう
辛い物などの刺激物は傷口がしみてしまう可能性があります。
傷口が落ち着くまで、辛い物などの刺激のある食品は控えましょう。
・傷口に当たらないようにしましょう
手術した方で噛むと、傷口に当たってしまう可能性があります。
食事をする時に傷口に負担がかからないように手術部位とは反対側で噛むなど工夫をしましょう。
・負担の少ない柔らかい物からスタートしましょう
食事の際に固い物を噛むと、口の中で強い力がかかります。
そのため、傷口がある時は負担になりにくい「うどん」などの麺類からスタートすると安心です。
傷口は少しずつ良くなっていきますので、徐々に慣らしていきましょう。
痛みや違和感が出た時は?
・鎮痛剤を服用しましょう
処方された薬の中に抗生物質と鎮痛剤があると思いますが、痛みが出た時は鎮痛剤を服用しましょう。
また、抗生物質は決められた日数分必ず服用してください。
途中で止めてしまうと、耐性菌ができてしまう可能性があるため、抗生物質が効きにくくなる場合があります。
インプラント治療もあおば歯科クリニックへご相談ください
インプラント治療後の生活のポイントを抑えて、負担を軽減しましょう。
インプラントは、ほかの歯に負担をかけず、しっかり噛むことができて、審美的にも優れた治療です。
多くのメリットがありますので、インプラントでご不明点がある場合には、お気軽にご相談ください。