【歯肉が腫れている?どうして?原因は?】
はじめに
歯肉の腫れ、気がついた時には熱を持ったり歯肉が赤っぽくなったり、お口の中が不快感でいっぱいになりますよね。多くの人が、一度は経験することのある問題ですが、どうして歯肉が腫れてしまうのでしょうか?これには様々な原因があり、正しい対処法を知ることが大切です。
この記事では、歯肉腫れの原因とその予防方法について詳しく解説します。
歯肉腫れ、主な原因
歯肉腫れの背後にはわかりやすい3つの原因があります
・プラークの蓄積による歯肉の炎症
歯肉の炎症が起こる原因は、お口の中をきれいに歯磨き出来ていない時にも起こります。
プラークと言って、歯垢の塊は細菌の膜で覆われています。そのプラークが歯と歯肉の境界に蓄積することで、歯肉に炎症や感染を引き起こします。
・歯石の形成
プラークが長期間放置されると、唾液中のミネラルの成分と合わさって結晶化し、歯石となります。歯石はさらに、表面がザラザラしているのでプラークがどんどんと蓄積しやすくなる環境です。この状態では、さらに歯肉の炎症を悪化させる原因となります。
・栄養不足
特にビタミンCの不足は、歯肉の健康を損ねることがあります。
ビタミンCは歯肉の組織や全身組織などの修復と維持に必要であり、不足すると歯肉が弱くなり腫れやすくなります。
これら上記の3つ原因を理解することで、歯肉腫れの予防と対策が可能になります。
歯肉腫れを防ぐための予防策
歯肉の腫れを防ぐ最も効果的な方法は、毎日の口腔ケアの徹底です。
毎日の歯磨きとフロスなどのお口のケアはプラークの蓄積を抑え、歯周病や歯肉炎のリスクを低減します。また、定期的な歯科検診とプロフェッショナルクリーニングにより、自宅でのケアでは取り除けない歯石を除去し、歯肉の健康を保つことができます。これらの習慣を守ることで、歯肉腫れの予防につながります。
まとめ
いかがでしたか?歯肉の腫れる原因と対策が理解いただけたのではないでしょうか。
歯肉の腫れは、歯磨きなどのセルフケアや、歯科医院でのクリーニング、栄養を考えた生活などを意識していただくことで、多くの場合に改善が可能です。
早期発見と、正しいお口のケアが重要です。
正しい歯磨きの方法を習得していただく機会や、お口の定期検診はぜひ当院へお任せください。